ぐぐってみると、
- Xcodeのプロジェクトテンプレートを使ってiOS向けの新規プロジェクトを作成する
- create-android-project.shを使ってAndroid向けのプロジェクトを作成する
- これら2つのディレクトリをマージする
- cocos2d-xのソースをマージする
- Android向けのビルド関連ファイルを修正する
という手順が紹介されていることが多い。
cocos2d-x.orgのニュースに掲載されている本「Cocos2d-X By Example Beginner's Guide」でも同様の手順が紹介されている。
しかし、この手順でプロジェクトを作ると3つのことが気に入らない。
- めんどくさい
- ディレクトリ構成がめちゃくちゃ
- iOSやAndroid以外のプラットフォームのビルドはどうするんだ?
個人的には(3)は無視できるけれど、(2)は無視できないし、(1)は致命的だ。
この状況を解決してくれるのが project-creator だ。
cocos2d-2.1rc0-x-2.1.3.zipを展開すると、tools/project-creatorディレクトリに"create_project.py"というファイル名のPythonスクリプトがある。
このスクリプトを使うとsamplesと同じ構成のハイブリッドなプロジェクトを、ものすごく簡単に作れるうえに、iOSやAndroidだけでなく、たとえばwin32向けのビルドもできるようになるのだ。
たまたま、Windows8(x64)の環境で遊んでいたので、win32向けのビルドを試してみた。
Microsoft Visual C++ 2010 Express
Windows SDK
Python 2.7.5 Windows X86-64 Installer
これらをインストール(再起動が必要だったし、ついでにMicrosoft Updateしたり)した後、
コマンドプロンプトでcreate_project.pyを実行した。
D:\> cd cocos2d-2.1rc0-x-2.1.3\tools\project-creator D:\cocos2d-2.1rc0-x-2.1.3\tools\project-creator> create_project.py -project Praise002 -package net.xpraise.praise002 -language cpp
proj.win32のslnファイルをVC++で開いてデバッグ実行した時のキャプチャ。
VC++でデバッグするのはありかもしれないな。
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